季節の語り部(博多駅前本店店長:井上 秀貴)
博多どんたく
いま博多どんたくといえば、華やかな舞台ショーや花自動車、花火大会や港内巡航、どんたく隊の行進などが有名になり、見物に多くの人が訪れます。
どんたくのはじまり
本来のどんたく、本来のルーツは『博多松囃子(はかた まつばやし)』にあります。国無形民族文化財にも指定されている『博多松囃子』は、博多に住む私たちの誇りともいえます。賑やかで楽しいお祭りと共に本来の歴史ある『博多松囃子』もお楽しみください。
■ 博多松囃子(まつばやし)とは?
■ 博多どんたくの由来 820年の伝統
『博多どんたく』は、わが国の古い民族行事で、およそ、820年の伝統があります。
平安時代、京都御所の「宮中参賀」の行事が地方に伝わり、この博多では治承3年(1179年)、『博多にて正月15日松囃子(まつばやし)と云う事を取り行う』とされました。
以来、祝いあう行事をシャレッ気の多い博多町人が発展させていきました。
■ 松囃子のはじまりとおわり
治承3年に始まった松囃子は、黒田氏の時代に基本を造ります。
古都博多の解放的気風と、江戸幕府開設により福岡を領有した黒田氏との積極的な融和策がありました。
広まった博多松囃子ですが・・・明治5年、明治維新の混乱、新政府によって禁止となります。言い換えれば、本来の意義である『松囃子行事』の終焉です。
■ どんたくの始まり
〜松囃子からどんたくへ
時が流れ明治12年、松囃子は『どんたく』として復活します。以降、第二次世界大戦勃発までは、華やかで賑わしい催行が続けられました。
・・・戦後
焼け野原と化した博多の町。その再興の気運に導いたのが『松囃子』や『山笠』の精神でした。
焼失した用具の整備、離散した町民の補充、並々ならぬ努力の集積がありました。
それを支えたのは、博多っ子独自の『のぼせもん』といわれる?!精神でした。
個人の利益や名誉欲的な代償には関係ない不思議な責任感?!それは風土・地理的条件に恵まれた『博多』に寄せる郷土愛とでも言うべきでしょう。
■ 博多どんたく
■ 博多だけに受け継がれる松囃子
幾多の困難を乗り越え、素晴らしい伝統行事を継承し、それを次代へ伝えていく姿、その精神。
日本中で行われた松囃子行事ですが、古い形式をそのまま現代に継承しているのは、私たちの住む『博多』だけであるといわれています。
■ 松囃子のいま
博多松囃子は今でも大切に受け継がれています。
隊列を作り、5月3日に黒田氏のお墓がある『崇福寺』参詣(さんけい)、福岡県庁表敬。翌4日、護国神社参拝、更に福岡市長表敬。その途中に郷土へ貢献。
博多駅前本店では、各流れの表敬を社長夫妻揃ってお店の表でお受けします。店内で稚児舞や謡の奉納があります。
■ 松囃子 用語集
■ 一束一本(いっそくいっぽん)
松囃子の通りもん(行列)を迎える側(博多駅前本店も!!)は、お祝儀の『一束一本』を用意します。半紙1束と城扇1本のことで、三方に乗せて渡します。
■ 預かり(あずかり)
預かりというのは、長さ1メートルほどの笹枝に、赤で大きく『のし』と書いた半紙を結んだもの。祝いに来て頂いた気持ちを預かるという意味です。博多駅前本店では、『どんたく絵巻1箱プレゼント』と記載された預かりをお渡ししています。
これで博多どんたくのお話は終わりです。
百聞は一見にしかず・・・です。
博多が誇れる大切な文化『どんたく』を、ぜひ一度見ていただきたいとおもいます。
皆様のお越しを、心よりお待ちいたしております。
■ どんたく絵巻
博多どんたくの見物のお土産に、又遠くから博多の郷土の歴史とお祭りの賑わいをお菓子で…
8個入り 735円
12個入り 1050円
18個入り 1575円
24個入り 2100円
ご注文はこちらから
如水庵便り
和菓子如水庵トップ
Copyright 2008 Gojunimangoku Honpo Co.,Ltd. and Josuian Co.,Ltd
五十二萬石 如水庵(じょすいあん ジョスイアン)
福岡市博多区博多駅前1丁目24-10 TEL:(092)431-0052